骨髄異形成癥候群(MDS)を知る 骨髄異形成癥候群(MDS)とは、血液の病気の一つです。どのような病気で、どのような治療法があるのか、血液のできるしくみから順に理解していきましょう。 監修:埼玉醫科大學総合醫療センター血液內科 教授 木崎 昌弘 先生 骨髄異形成癥候群について MDSは、骨髄中の造血幹細胞に異常がおき、正常な血液細胞が造られなくなる病気です。 血液のできるしくみ 骨髄異形成癥候群とは 骨髄異形成癥候群の治療の流れ さまざまな検査を行い、治療方針が決定され、治療が始まります。 診斷 治療方針の決定 実際の治療 骨髄異形成癥候群の種類 MDSは、骨髄中の芽球の割合や異常な血液細胞の種類に応じて分類されます。 WHO分類 FAB分類 骨髄異形成癥候群の予後と予後予測について 予後因子を點數化し、合計點數によってリスク分類することで予後を予測することができます。代表的な予後予測システムには、IPSSとIPSS-Rがあります。 IPSS IPSS-R 骨髄異形成癥候群の治療について 患者さんの癥狀、年齢、全身の狀態などによって適切な治療法が選択されます。 支持療法 化學療法 造血幹細胞移植